テンポキープのコツと練習方法について
ピアノの演奏になれてきたら一つの壁が現れます。
テンポキープです。
演奏の速度が速くなったり遅くなったりすることがあります。
ピアノを一定のリズムで演奏することは上達には不可欠です。
どのようにしたらテンポキープをすることができるのでしょうか。
今回はテンポキープのコツや練習方法をご紹介致します。
４拍子の最後を強調する
４拍子なら１、２、３、４と数えてリズムを作ります。
その時に最後の拍子を強調して口に出して数えてみましょう。
強調した次の瞬間に音譜を弾き始めます。
上手く入れない場合は４拍子をもう少し遅くしてリズムを取るのがコツです。
スムーズに演奏に入れるようになったら、
リズムを少しずつ早めてみましょう。
慣れるとテンポキープが無理なくできるようになります。
メトロノームの仕様には注意
自分で４拍子を刻むのが難しいようであればメトロノームを利用しましょう。
その他にもメトロノームに曲に書かれている数値を入れれば、
曲のテンポがどれくらいなのか前もって理解できます。
ただし、メトロノームは依存しないように注意が必要です。
なぜならメトロノームは均等に演奏するためにはもってこいですが、
実際譜面上では均等に弾くと上手く演奏できないものもあります。
それだけでなく演奏が無機質になり、
感情が伝わりにくい演奏になってしまう恐れがあります。
そこで、利用しやすいメトロノームにデジタルのものがあります。
細かくテンポを刻むことができるのでより豊かな演奏が可能です。
いかがでしたか。リズムを刻むことはピアノの演奏において欠かせません。
初心者から抜け出したいのであれば、
練習で物足りなくなったあたりから、
リズムを早めて演奏する機会を設けるようにすると良いかもしれません。
一定のリズムで演奏できると独特の達成感があるので、
ぜひ味わってみてくださいね。
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