ピアノの脱力のコツについて
ピアノの演奏では脱力することで演奏をなめらかに、
そして比較的楽に弾くことが可能になります。
では、脱力して演奏するには
どのようなことをおさえておかなければならないのでしょうか？
今回は、ピアノにおける脱力のコツをご紹介致します。
力を抜く方法
脱力とは力を抜くことです。
具体的には肩、腕、手首、指に余計な力を入れないことです。
特に肩は力が入りやすい部分とされています。
まずは肩から順々に力を抜くようにしましょう。
日頃から肩の力を意識すると
指先までの脱力が無意識にできるようになります。
呼吸も意識する
力が入っているときは決まって呼吸が止まります。
スポーツでいうと無酸素運動に近い状態です。
しかし、それではピアノの演奏が堅苦しくなってしまいます。
音を伸ばしている間に呼吸を吐くようにしましょう。
息を吐きながら脱力していくイメージが大切です。
鍵盤にかける力は最小限に
力を抜く方法いぜんにピアノの鍵盤を沈ませる力は
どれくらいでいいのかを知っておきましょう。
実はわずか50ｇほどで沈むのです。
これ以上に力を入れても余計に力が入っていることに他なりません。
ピアノの鍵盤がどの程度の力で沈むのかを練習時に把握しておくことも
脱力の上では大切です。
以上、脱力の方法をお伝えしました。
力を抜いて演奏することはスムーズに演奏できるようになるだけでなく、
慢性的な怪我を防ぐことにもつながります。
普段から脱力できているかどうかをチェックしてピアノを演奏しましょう。
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