ピアノの楽譜に指番号がないときの振り方
ピアノを弾いているときに困ることがあります。
というのも、楽譜に指番号が書いていないことがあるのです。
今回は、楽譜に指番号がないときの振り方についてご紹介致します。
同じ音が続く場
同じ音が続く場合は別の指を使うのが一般的です。
音程が上がるなら2→1、反対に下がるなら4→5となるように
指番号を振りましょう。
弾きにくい・弾きやすいパターンを意識
薬指や小指は力が弱いです。
そのため、大事な音は人差し指で引けるように指番号を振る必要があります。
また、親指や小指は黒鍵盤を弾きづらい指です。
その他、中指を黒鍵盤におくと指くぐりをしやすい特徴があります。
指番号を振るときには
弾きづらい場合、弾きやすい場合を意識して振ると良いです。
すると、自然と正しい指番号に近づいていきます。
連続する数字を省略する
楽譜に指使いを細かく書いていくと見づらくなります。
1,2,3,4,5と書きたい場合は1→5と省略しましょう。
始まりの指の位置さえ間違えなければ
ある程度は弾きやすいように指の番号を振ることができます。
時には自分の弾きやすいように振る
指番号が振られていない理由の一つに、
手の大きさによって指使いが異なることが
暗黙の了解とされていることがあります。
それも当然です。
手の大きさが合わないのに無理をして練習すれば
手を痛めてしまうことになりかねません。
ときには自分で指番号を振ることもあるのです。
以上、指番号の振り方についてご説明しました。
指番号が書いていない場合に思い出してみてくださいね。
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